おれは将棋が強い。どれくらい強いかというと、藤井聡太に50枚落ちで勝てるほどには強い。だが、勝ち続けることに最近嫌気がさしてきた。そうだ、負けよう。
日本将棋連盟の対局規定によれば、対局者が「負ける条件」は以下の通り。
- 投了する
- 詰む
- 二歩
- 行きどころのない駒
- 打ち歩詰め
- 王手放置や自殺手
- 連続王手の千日手
- 戦後誤り
- 二手指し
- 待った、時間切れ、着手前に対局時計を止める
- 助言の利用、継ぎ盤の使用
- ルール無視(本来動かせないところに動かす)
- 立会人無視
つまらない。実につまらないよ。もっとエキサイティングな負け方がいい。
持ち駒がひとつも存在せず、なおかつ盤上の駒がお互いを邪魔しあうことで、全ての駒が一歩も動けない状態を作り出したらどうなるのか。
ぴよ将棋Lv.1と戦い実験。
まずは角をゲット。
セット完了。▲4五歩と指せばこちらの指し手は完全になくなる。さあ、どうなるか。
「指せる手がありません。投了しますか?」
負けたッ!第3部完!(ちなみに将皇でやったら「負け」とは表示されず、それ以上進めなくなりました)
というわけで、羽生会長、規則への追加よろしくお願いします。
(追記)
将棋連盟に問い合わせたところなんとお返事をいただきました。
アマチュア大会ですと判定負けとなる可能性が高いですが、そもそもこういった事例は基本的にございません。
よろしくお願いいたします。
とのこと。そりゃそうだ