原則その4:学習方法の探求もまた学習である

「どう(HOW)勉強したらよいのかわからない」という質問はどの学校や塾でもよく聞かれる質問です。それはそうです。方法がわからずに学習することはできません。しかし、少し考えればわかりますが、学習する道具そのものは、書店からyoutubeに至るまで、あらゆるところに遍在しています。しかしそれがあってもなお、それらをどう使って良いのかわからないのです。

タイトルに示したように、その学習方法を模索することも、また学習であると考えます。人が薦める学習方法が、自分にとって適切である保証はどこにもないからです。「7回読み学習法」が話題になりましたが、それを実践した人間全ての学習に効果をもたらすということはありません。

自分に合ったやり方が見つかるまで、学習法探しの旅を続けるしかありません。しかしそれではこの記事の意味がありませんので、一つ勉強法を紹介しましょう。

5W1Hを確認することです。「リアス海岸」とは何か説明できますか?実際、定期テストで「リアス海岸とは何か説明しなさい」という問題が出ることは稀でしょう。しかし、どんな言葉であっても、まず定義が言えるようになることが第一歩です。二歩目に、具体例を考えましょう。「日本においてリアス海岸のある地はどこか具体例を挙げなさい」さて、どこでしょうか。

明快な定義を示すことができ、具体例をいくつか挙げられるようになることが、どの学習法を採用するにしても、必須要件ではないでしょう。

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